台湾２００５・・・ＳＡＲＳ検査で！

１０１からちょっと戻って、入国時のおはなし。台湾では、ＳＡＲＳ阻止水際作戦を展開中である。入国審査の前に、検疫を通らなくてはならない。でも、別に面倒なことではなく、斜め上から熱感知カメラが見守る中、さあっと通っていけばいい。

rinもにこやかに通る。入国時は、ニコニコ笑って、いいひとを演じたほうがお得。ところが、前を歩いていた家人１が、肩をぽんぽんたたかれて、脇に引っ張られてしまった！熱感知カメラに掴まってしまったのだ！おいおい。ここで強制送還じゃ、たまんないよ～。

この熱感知カメラで３７度以上だと御用になってしまう。実は家人１、機内でビールを２缶ばかり飲んでいた。多少、気分もよろしいところ。なにしろ、自宅では発泡酒しか飲ませていないので、本物のビールは滅多に飲めないのである。この飛行機、麒麟のプレミアムが乗ってるんだもん！（別に、rinがいじめてるわけじゃないですよ。どこのお宅もそうですよね。と無理矢理同意を求める）飛行時間３時間ほどなので、酔いがさめる前に到着となったわけである。

そして、お耳に「みみっぴ」をぴっ！めでたく無罪放免となった。あのカメラは、顔の表面温度を感知してるわけである。本当に病気なら、耳で測る体内部の温度も高いはず。

しかし、熱が３７度なくたって、ウイルスに罹ってる場合もあるだろうし、もともと平常体温が高いひとは面倒なことになる。でも、やるとなったら、徹底してやるのが台湾。大陸との往来は大変盛んで、政府は危機感を相当持っていると思う。それで一定の効果は上がっているのだから、やはり、やるべきことなのだろう。

ところで、カメラクルーがうじゃうじゃいると思ったら、なんと松田聖子さん来台！同時刻の別会社便で到着らしい。近々コンサートをするのでそのプロモーションか。翌日、電車のなかで近くのひとが読んでる新聞に、でかでかと記事が出ていた。「娘のスキャンダルを笑って否定！」みたいな見出し。彼女とっても人気あるんだって。（rinも好きです。カラオケの数少ない持ち歌が「赤いスイートピー」なくらいですから。）

写真は、台北１０１の入り口